日本遺族会では、平成3年度より政府の委託ならびに補助を受け、「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」を実施しております。この事業は、戦没者の遺児に対する慰藉の一環として、父等を国に捧げた戦没者の遺児が、一度は亡き父等の眠る地に赴き心ゆくまでの慰霊追悼を行うとともに、現地の方々との友好親善を深めることを目的としたものです。令和6年度は、17地域及び3地域(特定地域)を計画しましたので、関係遺児の方々の多数のご参加をお待ち申しあげます。
また、戦争の悲惨さ平和の尊さを語り継ぐことを目的に、付添者の青年部(戦没者の孫、ひ孫、甥、姪の3親等内親族)には、国から旅費の3分のlの補助※が認められたので、遺児と共に参加をお勧めします。
なお、令和7年度は戦後80年及び同事業実施35周年を記念し、特別な企画を検討しております。つきましては、令和6年度事業実施地域は、同年度で概ね最後となる可能性がありますので、ぜひこの機会にご参加ください。お待ちしております。
参加希望者が募集人員を上回る場合は、本会にて選考させていただきます。先着順ではありませんが、お申し込みはお早めに願います。
参加費 10万円
※集合場所までの往復交通費、帰国時宿泊代、渡航手続手数料等は含まれておりません。
※参加費は、燃料費の高騰、円安等諸般の事情により値上げする場合があります。
参加資格
① 戦没者の遺児
本事業は、戦没者遺児を対象とした慰霊友好親善事業ですので、それ以外の方は参加できません。
また、航空機やバス等による長途の移動及び気候風土の異なる諸外国での団体行動に耐えられる健康な方。
なお、参加者の歩行難、持病等により付添者が必要な方は、ご相談願います。(青年部でない付添者は、全て旅費は自己負担)
② 本事業は、今回実施する地域(実施地域周辺の公海上にて戦没された方も含む)以外の方は参加できません。
その他
※実施時期の日数には、東京都内等の集合日が含まれています。(集合場所につきましては、参加者の募集状況により、変更する場合もあります)
※実施時期、日程等につきましては、安全に実施出来ることを第一に相手国の事情等により変更や取り止めとなる場合がありますので、ご承知おき願います。
※(注)の実施地域10、 18番のインド、マーシヤル諸島は、入域許可取得のため実施日約4ヵ月前の締め切りとします。
※各地域の班分けについては事務局で行いますので、参加される方は班を選ぶことは出来ませんので、予めご了承下さい。最少催行人員5名
※青年部付添者の補助は遺児の多加費からではなく実費の3分の1補助となります。
申込方法
千葉県遺族会事務局まで お問合せ ください。
▼参加募集案内
▼令和5年度の訪問地域・日程はこちらのPDFファイルをご覧ください。
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