日本戦没者遺骨収集推進協会から日本遺族会に協力依頼があり、今回派遣団員として千葉県から八千代市遺族会会長で県遺族会の理事の山崎和久氏が参加されました。
派遣期間は、令和5年10月1日(日)~10月15日(日)の15日間で、新型コロナウイルス感染症の感染状況、治安の悪化や噴火活動が続くバカナ山の避難指示の状況等、心配される状況ではありましたが、予定通り行われました。
こちらの写真は、収集されたご遺骨で、大腿骨、脛骨、上腕骨、側頭骨、歯がそれぞれ並べられています。
歯の様子から、前歯の裏側が窪んでいるので日本人であるという事が推測され、また若い青年だそうです。
持ち物の水筒に穴が開いているのがわかりますが、射撃され、弾が貫通して亡くなったのではないかとの事でした。
右の写真は、派遣団員が宿泊したホテル前で、現地の子供たちがサッカーをして遊んでいる様子です。しかし、蹴っているのは、ボールではなく水を入れたペットボトルでした。
どのような時も、どのような場所でも、子供たちは工夫してアクティブに動き回っています。
左の写真は、現地での追悼式の様子です。
未だに、多くのご遺骨が帰国できる事を願って眠る地で、今回調査団として参加した団員で追悼式を挙行しました。
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